ヒートショック
こんにちは。
子宝、ダイエット、漢方の@大塚 木下薬局です。
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この時期になると温泉等に「ヒートショックに注意」と書いてありますね。
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ヒートショックとは、急な温度変化が引き起こす健康障害のことです。
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気温や室温などの影響で体温が急に変化すると、それに伴い血圧も大きく変化します。その差が大きければ大きいほど、血管や臓器にショックを与えるのです。
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ヒートショックが引き起こす疾患には、例えばこんなものがあります。
・心筋梗塞
・脳梗塞
・脳卒中(脳内出血)
・貧血、失神
・目眩、立ちくらみ
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そして、高年齢の方が多いと思われがちですが40代からの女性にも多いのも要注意です。
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予防策としては
①家の中に寒い場所を作らない⚠️
家の中で寒い場所といえば・・・
・脱衣所、浴室
・トイレ
・キッチン
・廊下
・玄関
などが代表的です。
脱衣場だけでなくトイレや廊下などもチェックして下さいね。
これらの場所が暖かいリビングと5度以上の差があったら危険サインです。
是非、チェックしてみて下さい。
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そして、意外と抜けてしまうのが、お布団から出て寒い室内で着替えてしまいがちです。遅くとも、起きる1~2時間前からお部屋を暖めておきましょう。
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②入浴のタイミングは意外と重要。適したタイミングで入浴しましょう⚠️
入浴のタイミングに気を配ることは意外と重要です。
飲食や飲酒の後は血圧が下がりやすい状態となっているため、入浴には向いていないのです。
食事をした後は1時間以上、飲酒の後は最低でも3~4時間以上は時間を空けて入浴するのが好ましいです。
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また、早朝や深夜といった寒い時間帯に入浴をしないよう心掛けることも大切。
特に1人暮らしの場合、万が一の時に誰にも気付いてもらえないケースは少なくないので、時間帯には十分気を付けて下さいね。
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③お風呂の温度は40度以下が理想的、ぬるめのお湯に漬かりましょう⚠️
熱いお風呂は心臓への負担が大きいため、お湯の温度は40度以下が理想的です。
また入浴時には足先や指先などからお湯を掛けて、徐々に体を慣らしていくことも大切です。
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その他には
・首まで漬からない
・急に立ち上がらない
・入浴前後に水分を補給する
等も必要です。
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意外と多い「ヒートショック」⚠️
毎日の生活の中で注意することはたくさんあります。
自分自身やご家族を守るためにも急な温度変化には十分注意して暖かくしてお過ごしくださいね。
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