蕁麻疹
こんにちは。
子宝、ダイエット、漢方の@大塚 木下薬局です。
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蕁麻疹は皮膚の一部が突然に赤くくっきりと盛り上がり、しばらくすると跡かたなく消えてしまう病気です。
大抵は痒みを伴いますが、チクチクとした痒みに似た感じや焼けるような感じを伴うこともあります。個々の皮疹(ブツブツや赤み)は数十分から数時間以内に消えるのが普通ですが、中には半日から1日くらいまで続くものもあります。
7割、発症する原因の多くがはっきりとはわからないとされています。
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【発症する可能性】
➀食べ物による原因
普段の食事では問題なくても、その日の体調や疲れ次第でアレルギーとして反応することもあります。
➁薬の副作用
言わずもがな薬に対するアレルギー反応です。
➂精神的な原因
ストレスもカラダの毒素のひとつと捉えられます。毒素を排出する機能が備わっているのですが、その機能がうまく働かない時に皮膚疾患として症状があらわれやすくなります。
➃寒暖差・太陽光や汗など
これが、梅雨の時期の原因の主になってきます。
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【予防】
蕁麻疹の出にくいカラダづくりをしていくことが大切です。
➀ストレスや疲れをためこまない。
蕁麻疹に限ったことではありませんが、ココロが不調になればカラダにも不調が現れてきます。
➁食事の改善
蕁麻疹の原因となりうる動物性のタンパク質や油を避けるのはもちろん、チョコレートや辛いもの、アルコールなどの刺激物もじんましんを助長してしまう可能性があります。症状が出ている時は摂取を控えたほうが良いでしょう。
➂睡眠・生活習慣の改善
不規則な生活や睡眠不足が与えるカラダへのダメージは、自分が思っている以上に大きいです。気づかないうちに慢性疲労になっていることもあります。また、睡眠は自律神経や免疫力にも多くの影響を与えていると考えられています。良質な睡眠をとることも大切です。
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【漢方では】
人のカラダは「気(き)」「血(けつ)」「水(すい)」の3つで構成されていると考えています。じんましんは、そのうち、「水(=血液以外の水分や体液を指すもので、飲食物中の水分を消化吸収によってカラダに必要な形にし、カラダをうるおしているもの)」と熱のバランスが崩れたとき、風邪(ふうじゃ)という邪気が皮膚から侵入することによって起こると考えられています。また、「水」が滞ると全身の組織や器官に栄養を与える「血」も滞り、本来あるべき栄養補給や排出の働きにも影響を与えるとされています。なので、「水」の滞りをとりつつ「熱」を一時的に取る方法をとります。
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原因が不明な蕁麻疹ですが、その原因を理解して乗り切りたいですね。
副作用の少ない飲み薬と塗り薬で乗り切っていきましょう❗
蕁麻疹に効果的な漢方薬がありますので、きっと力になってくれます。漢方薬をご希望の方は、木下薬局までご相談くださいね。
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