機能性ディスペプシア
こんにちは。
子宝、ダイエット、漢方の@大塚 木下薬局です。
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現代で日本人の4人に1人はなっていると言う「機能性ディスペシア」とはどんな病気なのでしょうか。検査をしても原因となる病気が見つからないにもかかわらず、胃の機能に異常が生じて、慢性的なみぞおち辺りの痛みや胃もたれなどの上腹部症状を週に数回以上現れる病気が機能性ディスペプシアです。
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【機能性ディスペプシアの症状は?】
①食べただけで、すぐにお腹がいっぱいになる
②食後に必ず胃が重苦しくなる
③キリキリ、シクシク胃が痛む
④胃の症状はあるのに、検査をしても異常なし
⑤慢性胃炎、神経性胃炎と診断された事がある
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【なぜ諸症状が出るの?】
①すぐにお腹がいっぱいになる(早期膨満感)
食べ物が胃に入ると本来は胃の上部が膨らみます。この膨らみが充分でないと、お腹がいっぱいな気がしてしまいます。
②胃が痛い(胃痛)
食事時に胃酸が分泌されますが、この胃酸に敏感に反応してしまうと胃の痛みになります。食事時だけでなく空腹時にも胃酸は分泌されるのでそこでも敏感に反応してしまうと空腹時にも痛みを感じます。
③食後に胃もたれや膨満感がある。
食後、胃は蠕動運動により十二指腸に食べ物を送ります。この時に蠕動運動が弱いと、いつまでも胃に食べ物が残り胃もたれの原因になります。
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【何が原因なの?】
①ストレス
②睡眠不足
③食生活の乱れ
④タバコ
⑤ピロリ菌
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【対策は?】
①ストレスを溜めない
②よく噛んで食べる
③食後30分は休憩を取る
④腹八分目にする
⑤質の良い睡眠をとる
⑥禁煙する
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日常的に、以上のことに気を付けて対応していきましょう。
機能性ディスペプシアは一度なってしまうと治りづらい病気です。気になる症状が出始めたら、早めに漢方で対応するのも1つの手ですよ。その際は是非木下薬局までご相談くださいね。
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