水イボ
こんにちは、子宝、ダイエット、漢方の木下薬局@東京都文京区大塚 です。
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水イボとイボの違いって知ってますか?
2つ共にウイルスが原因で起こるという点では共通であり感染力がありますが、イボは表面がざらついており、水イボのように光沢を持っていないことで鑑別できます。 水イボは多発することが多く大きさはその場合均一です。そして、水イボはお子様が罹る事がほとんどです。
今回は、水イボについて、お話します。
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水イボは1年以内に治るので自然に治るのを待つ事が多いです。その上での治療法をあげます。
【治療法】
①摘出する
ピンセットのような器具を使い、水いぼを直接摘出します。
②凍らせる
液体窒素を当てて凍らせます。痛みが強く、水ぶくれや血豆ができてしまうかもしれません。
③外用薬・内服薬
外用薬、内服薬でも水いぼの治療ができます。痛みはありませんが、上記の2つの方法に比べると治癒率は低くなります。
★外用薬:硝酸銀ペースト、サリチル酸を含んだシールの貼付、ポビドンヨード、ビダラビン軟膏など
★内服薬::「ヨクイニン」と呼ばれる漢方の飲み薬を使います。数か月単位で服用し、水いぼに対する体の抵抗力を高めます。
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【水イボが出来てしまったら】
①プールや温泉は入っても大丈夫
プールや温泉に入ること自体は問題ありません。
ただし、ビート板やタオルなどを介して感染する可能性がありますので、できるだけ共有は避けましょう。
また、プールのあとはしっかりとシャワーで洗い流し、スキンケアも行うようにしてください。
②スキンケアをしっかり
乾燥肌やアトピー体質のお子さんは、肌のバリア機能が弱っており、水いぼのウイルスが侵入しやすい状態です。
清潔に保ち、保湿をしっかり行いましょう。アトピーの治療も並行して行うとよいです。
体を洗うときには、タオルなどを使わずに手で優しく洗ってください。
小さな傷やささくれからウイルスが侵入してしまうので、保湿などのスキンケアで皮膚をよい状態に保つことが、感染拡大予防のために大切です。
③直接水いぼを触らない
兄弟や友達間で遊んでいるときなどに、水いぼを直接触るとうつってしまう可能性があります。
直接触らないよう、水いぼのある部分をガーゼや洋服で覆うようにしましょう。
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水イボは、抵抗力の弱いお子様がかかりやすいので、日頃から抵抗力を高くする食生活を心がけたり、漢方等を利用しておくと良いですよ。
木下薬局では、食生活のアドバイスもしておりますので、是非、御相談下さい。
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