だるい!でも!眠れない!
こんにちは、子宝、ダイエット、漢方の木下薬局@東京都文京区大塚 です。
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「春眠暁を覚えず」と言いますが、ちゃんと寝ているのに昼間に眠くてだるいことがありますよね。
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なんだか不思議ですが、漢方で考える原因としては、
・湿邪(しつじゃ)」=[大気中の湿度や体に停滞した湿気] の影響で「脾(ひ)」の働きが弱って、体が重だるく眠い、手足が重だるくむくみ易い、軟便などの症状を伴うタイプ
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・「脾気虚(ひききょ)」=[胃腸の元気不足] によって食べた物が「気(き)・血(けつ)」のエネルギーにならず、脳が養われないことにより、倦怠感、精神疲労、食欲低下などの症状を伴い、食後は特にだるくなるタイプ
などが多く考えられます。
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春は湿度や気温差の影響が激しい季節であり、自然界の気のエネルギーが躍動する季節でもあるので、日頃から「気・血・脾」のエネルギー不足の人はその変化に対応できず、だるくなったり、眠りの質が悪く、深く眠ることができなくなるのです。
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対策としては、
・眠りの質について確認してみる
・冷たい飲み物や食べ物を控える
・良く噛んで食べる
・甘い物、脂っぽい物は避ける
・たんぱく質、ミネラルの豊富な物を食べる
・身体を(特にお腹から下半身)温める
をして下さい。
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春の変化による体への影響をよく理解した上で、お散歩をしたり、旅行をしたり、楽しい春の季節を快適に過ごしましょう。
気になる症状でお困りの場合は、是非木下薬局までご相談くださいね。
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