首イボ
こんにちは。
子宝、ダイエット、漢方の@大塚 木下薬局です。
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薄手の季節になって、首の辺りにブツブツと湿疹が出来て気になってる方多いですよね?
今回はよく分からない首イボの原因と対策についてお話したいと思います。
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イボはウイルス性の物と非ウイルス性の物があり、ほとんどの首イボは非ウイルス性で無害であると言われています。ただ、非ウイルス性であっても気になるかと思うので、原因について話して行きたいと思います。
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★首イボの原因とは?
①加齢
加齢が進み、肌がダメージを受けやすくなると細胞が過剰に増殖し、肌表面が盛り上がることでイボとなります。年齢を重ねると紫外線やホルモン、ストレスなどの影響で、いろいろなダメージを受けることにより、イボができる可能性が高くなります。また、加齢による水分不足で肌が乾燥すると、バリア機能が低下しダメージを受けやすくなるため、イボができやすくなります。そのため、首のイボは加齢とともに増える傾向があるのです
②摩擦
アクセサリーやタートルネックなどの衣服を着たり、着用して動いたりする際に起こる摩擦による刺激は、積み重なると首のイボの原因となる可能性があります。
首以外にも、脇の下、胸、横腹、鼠径部(そけいぶ)などが、イボができやすい部位と言われています。衣服や下着、動作による摩擦が起きやすい場所はイボができやすくなるので、締め付けの強い衣服や下着には注意が必要です。
③紫外線
紫外線による肌ダメージでターンオーバーが乱れると、イボができやすくなります。ターンオーバーが乱れると、すみやかに排出されるはずの古い角質や皮脂、老廃物が肌に蓄積するようになります。これがイボとなってしまうのです。
④肥満
肥満体質の人は、首のイボができやすい傾向があります。肥満によって首の皮膚がたるみ、たるんだ部分が擦れると刺激となるためです。
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★要注意のイボとは?
イボのほとんどは良性のため、放っておいても問題ないでしょう。しかし、まれにウイルス性のイボや悪性腫瘍の場合があります。その場合は、皮膚科への受診と適切な治療が必要となるので注意が必要です。
見分け方としては
①ウイルス性
主に顔や腕、手の甲、膝から下などにできやすく平たい形をしています。色は肌と同じ色や茶色で、20~40歳代の女性に多く見られます。
②悪性腫瘍
高齢者の顔や手の甲など、紫外線を浴びやすい部位にできやすく、また火傷をしたことのある部位や、できものを繰り返している部位などにできる場合があります。
皮膚から盛り上がったしこりになるので、初期はイボと間違われることがあります。しかし擦れると傷になって表面がジクジクしたり、かさぶたになったりするので、このような症状が現れたらすぐに皮膚科に受診しましょう。
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★首イボの予防法とは?
予防法は原因を考えて、
①紫外線対策
紫外線による肌へのダメージは大きく、蓄積されていきます。季節問わず1年中降り注いでいるので、紫外線対策は毎日行うように心がけてください。
日焼け止めを塗るのはもちろんですが、それ以外にも帽子や日傘を利用する、肌を露出しないなど、紫外線対策は様々な方法があります。首周りは紫外線対策を忘れやすい部分なので、紫外線が当たらないよう意識することが大切です。
②摩擦を防ぐ
首への摩擦はイボができる原因になり得るので、タートルネックやマフラー等の着脱時に刺激を与えないよう気をつけましょう。冬は肌の乾燥が進み、刺激を受けやすくなるため、特に意識してください。
ネックレス等による刺激も同様です。
③保湿する
首の乾燥やダメージを防ぐため、スキンケアによる保湿をしっかりと行いましょう。スキンケアで使用している保湿剤は、顔だけでなく首まで塗ることが大切です。
また、体を洗う際のボディソープを低刺激の石鹸に変えるのも、肌への刺激を避けられておすすめです。
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★首イボの取り方は?
痛みを伴わないので、自分でハサミを使って切る方法もありますが衛生面で心配が残ります。
除去する場合は、医療機関を利用して下さい。
あとは漢方薬を服用する方法もあります。
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これからどんどん暑くなり、肌の露出が多くなる季節になってきます。首元は特に気になる部分だと思いますので、首イボでお困りの方は是非、木下薬局までお気軽に御相談下さいね。適切なアドバイスの他、首イボにオススメの漢方もご紹介させていただきます。
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