骨粗鬆症
こんにちは、子宝、ダイエット、漢方の木下薬局@東京都文京区大塚 です。
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骨粗鬆症とは、骨の量(骨量)が減って骨が弱くなり、骨折しやすくなる病気です。
日本には約1000万人以上の患者さんがいるといわれており、高齢化に伴ってその数は増加傾向にあります。
症状としては、痛みは出ないのですが、少しの事(転んだり孫に抱きつかれただけでも)で骨折しやすくなります。背中が丸くなってしまったり、身長が小さくなってしまう方もいます。
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骨粗鬆症の原因は?
骨は、新たに作られる事(骨芽細胞による骨形成)と溶かして壊される事(破骨細胞による骨吸収)を繰り返しています。
骨粗鬆症は、このバランスが崩れることでおこり、骨がスカスカになってきます。
圧倒的に女性、特に閉経後の女性に多くみられ、女性ホルモンの減少や老化と関わりが深いと考えられています。
骨の主要成分であるカルシウム、コラーゲン、たんぱく質の吸収は年共に低下し、60代で10%に落ちてしまいます。
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骨粗鬆症の対策は?
●たんぱく質、コラーゲン、カルシウムを摂る。
年齢で減ってしまう骨の主要成分、たんぱく質、コラーゲン、カルシウムをしっかり取りましょう。病院では、その3つは摂取出来てる事が大前提で、吸収を高める、ビタミンDや女性ホルモンを出しますが、原料がないと骨は減ってしまいます。
●適度な運動
骨は、負荷がかかるほど骨をつくる細胞が活発になり、強くなる性質があります。 散歩を日課にしたり、階段の上り下りを取り入れるなど、日常生活のなかでできるだけ運動量を増やしましょう。ただし、過度な運動は控えめに!自分に合った運動をしましょう。
●日光浴をする
日光浴をする事でビタミンDを自分で作る事が出来ます。
冬であれば30分~1時間程度散歩に出かけたり、夏であれば暑さを避けて木陰で30分程度過ごすだけで十分です。
●定期的に骨密度を調べる
御自身の骨密度を知る事は大切です。
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控えめにしたい食品、避けたい嗜好品などは?
スナック菓子、インスタント食品の頻繁な摂取、アルコールの多飲、カフェインを多く含むコーヒーの多飲、タバコは骨を脆くしてしまいますので、極力避けたいものです。
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骨密度測定はした方がいいと分かっていても後回しにしがちな「骨」のこと。骨粗鬆症は早期発見が大切です。木下薬局では、イベントとして骨密度測定会を行っています。無料ですので、是非、ご自身の骨について調べてみませんか?
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