関節痛:腰痛
こんにちは、子宝、ダイエット、漢方の木下薬局@東京都文京区大塚 です。
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腰の痛みに悩まされている人は全国で約3,000万人いると推定されており、今や「腰痛」は日本人の国民病とも言われています。今回はそんな「腰痛」についてお話したいと思います。
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2本足で直立して歩く人間にとって、上半身の重みを支え続けている『腰』は、まさに『身体の要』。 腰はさまざまな動作の支点となるため、私たちは生活の中で、自ずと負担をかけてしまいがちなので要注意です。
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【腰痛の種類は?】
①器質的な変化を伴うタイプ ~骨の老化や変性~
・椎間板ヘルニア
・脊椎関狭窄症
等があります。
②急性腰痛症(ぎっくり腰)
③慢性腰痛症(女性に多い)
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【女性に腰痛症が多い理由は?】
①女性は脊椎を支える筋肉や靭帯の力が弱い
②妊娠や出産によって、腰に負担がかかりやすい
③月経時・更年期障害などに伴い、下腹部痛や腰痛を感じやすい
④閉経後の女性ホルモンの低下で、骨からカルシウムが失われやすい
※女性は男性に比べ1.5倍も腰痛を訴える数が多く、とくに50代を境に増える傾向があります。
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【予防方法は?】
①腰に負担をかけない姿勢を意識しましょう
重い荷物を持ち上げる時は、膝を伸ばしたままだと腰への負担が大きくなります。片膝を付いて体に引き寄せるようにして持ち上げるようにしましょう。
また、背骨の”S字カーブ”を意識することが、腰に負担をかけない姿勢のポイントです。立つ時も背筋を伸ばして胸を張り、お腹を引き締めて立つようにすると”S字カーブ”が保たれます。
②適度な運動を心がけ、腰の周りの筋肉を動かしましょう
痛いからといって身体を動かさなくなると、腰や下半身の筋力が落ちてしまい、腰痛を悪化させてしまう悪循環になることがあります。水泳や散歩などで無理のない適度な運動を取り入れ、脊椎を支えるのに必要な腹筋や背筋を鍛えるようにしましょう。
③肥満の解消に努めましょう
肥満は重い体重を支えるため、腰に過剰な負担をかけてしまいます。肥満にならないよう、食べすぎは控えることが大切です。
将来、骨粗鬆症を起こさないためにも、カルシウム不足となる無理なダイエットは禁物です。
専門家の指導の元、ダイエットをしましょう。
④身体を冷やさないようにしましょう
冷えは、特に慢性的な痛みの場合、症状を悪化させる要因になります。 夏場は冷房の効かせ過ぎ、冷たいものの摂り過ぎは控えることも大切です。
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漢方で胃に負担をかけずに「腰痛」にアプローチして行く方法もあります。人によって腰痛の症状や原因は異なるため、状態に合わせた漢方を選ぶことが重要です。木下薬局では、その人に合わせた漢方をアドバイスをしておりますので、是非お気軽にご相談ください。
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